X(旧Twitter)のタイムラインアルゴリズムが2026年1月20日にGitHubで公開されました。
https://github.com/xai-org/x-algorithm
SNSマーケティングをやっていると
よく聞かれる質問があります。
「アルゴリズムってどうなってるんですか?」
今回、実際のコードが公開されたので中身を読み解いてみました。
結論から言うと思ったよりシンプルでした。
アルゴリズムの基本構造
Xのタイムラインは
- 投稿候補を集める
- AIが反応確率を予測
- スコアでランキング
- フィルター
という流れで作られています。
スコアは
Score = Σ(行動の確率 × 行動の重み)
つまり、AIが
- いいねする確率
- リプする確率
- クリックする確率
などを予測し、それに 重み(重要度) をかけて合計する。
このスコアが高い投稿ほど、タイムライン上に表示されます。
行動の重み(今回の公開で一番重要な部分)
今回のコード公開で最も重要なのが 行動の重み です。
以下は代表的なもの。
| 行動 | 重み |
|---|---|
| Reply + 投稿者が返信 | 75x |
| Reply | 約27x |
| Like | 約0.5x |
| Repost | 数x |
| Block | −74x |
| Report | −369x |
ここで一番重要なのが
Reply + 投稿者の返信
です。
これはいいねの100倍以上の影響力があります。
つまりXは
会話が生まれる投稿
を最も評価している。
いいねは実はほとんど意味がない
多くの人がSNSで重視する
「いいね」
ですが、アルゴリズム的にはかなり弱い指標です。
むしろ重要なのは
- リプライ
- 会話
- 滞在時間
です。
Xは
投稿の人気
ではなく
コミュニケーション
を評価しています。
リンク投稿が弱くなる理由
SNS運用者の中では有名ですが、リンク投稿は伸びにくいです。
これはアルゴリズム的にも説明できます。
理由はシンプルで
リンク投稿は
- 外部サイトに離脱する
- X内の滞在時間が減る
からです。
Xのアルゴリズムは
ユーザーの滞在時間も評価しているため
結果として
リンク投稿はスコアが下がりやすい
構造になっています。
つまり
SNS的には
リンク投稿
↓
離脱
↓
滞在時間減少
↓
アルゴリズム評価低下
という流れです。
フォロワーは実はそこまで重要ではない
タイムライン候補は、約1500件ほど集められます。
その内訳は
| 種類 | 割合 |
|---|---|
| フォロー | 約50% |
| 興味推薦 | 約50% |
つまり、フォロー外の投稿もかなり多く混ざっています。
これは
投稿単体で評価する
アルゴリズムになっているということ。
フォロワー数よりも投稿の内容が重要です。
SNSアルゴリズムの本質
アルゴリズムというと
複雑に聞こえますが
今回のコードを見ると
かなりシンプルです。
いいね → 弱い
リポスト → 普通
会話 → 最強
つまり
SNSの本質は
会話
です。
アルゴリズムは
投稿の人気ではなく
コミュニケーションが生まれる投稿
を評価しています。
SNS運用で本当に重要なこと
SNSの世界では
「アルゴリズム攻略」
という言葉がよく使われます。
でも実際は
攻略するものではありません。
あるのは
会話設計
だけです。
人が
- コメントしたくなる
- 意見を言いたくなる
- 反応したくなる
投稿は伸びる。
アルゴリズムはそれを見ているだけです。