一次情報を扱えるのは人間のみ
仕事を分解してみると、
AIが担当する仕事と人が担当する仕事ははっきり分かれます。
AIが扱うのは「二次情報」。
人が扱うのは「一次情報」です。
この分担を前提に業務を整理すると、
AI時代の仕事の構造が見えてきます。
AIが担当する仕事(=二次情報)
AIが得意なのは、既に存在する情報を扱う仕事です。
例えば:
- 情報の整理
- 文章生成
- 要約
- 構造化
- パターン生成
- 分析の下書き
- 資料のたたき
誰かが作った情報を変換し、整理し、再構成する仕事。
いわゆる「二次情報」を扱う業務です。
これまでホワイトカラーが担ってきた仕事の多くは、実はこの領域に属していました。
そしてこの領域は、AIが非常に高い精度で処理できるようになっています。
人が担当する仕事(=一次情報)
一方で、人が担当するのは一次情報に関わる仕事です。
例えば:
- 撮影
- 現場訪問
- クライアントとの対話
- 企画の意思決定
- 体験
- 関係構築
AIは情報を整理することはできても、
情報そのものを生み出すことはできません。
現場に行くことも、人に会うことも、
空気を感じることもできない。
一次情報を取得する行為には、身体性と人間関係が必要です。
ここはAIでは代替できない領域です。
AIを部下にするという仕事
AI時代の仕事は、
「AIに任せるか」「人がやるか」を設計することに近づいています。
AIに仕事を奪われるのではなく、
AIをどう配置するかを決める仕事が増えています。
SNS運用の現場でも同じです。
キャプションを書くことより、
何を撮るかを決めること。
レポートを書くことより、
何を判断するかを決めること。
作業より設計。
AIは「二次情報を扱う部下」として働き、
人間は「一次情報を取りに行く存在」として働く。
そしてもう一つ、人間の役割があります。
AIに指示を出し、最終的な判断と責任を持つことです。
つまり人間の仕事は大きく3つに分かれます。
- 一次情報を取りに行く
- AIに指示を出す
- 最終的に判断する
SNS運用も同じ構造です。
撮影や取材といった一次情報は人が担い、
AIはキャプションやレポートの下書きを行い、
何を発信するかの最終判断は人が行う。
AIを使う仕事とは、
作業をAIに任せることではなく、
AIを部下として設計することなのだと思います。